学童野球の第11回大道杯兼第4回一升びん杯少年野球大会が12・18の両日、明野高校グラウンドなどで開催され、熊野市の有馬クラブが32チームの頂点に立った。
大会は明野高校OBで現在ソフトバンクコーチの大道典嘉氏と焼肉一升びんが主催で、県下32チームによるトーナメント戦を実施。有馬クラブは1回戦で小俣野球スポーツ少年団に4―1で勝利すると、2回戦も五十鈴スピリッツに4―1、3回戦は松尾ブルーウィンズに6―3で勝ち、準決勝へコマを進めた。
県大会常連の水野球少年団と対戦した準決勝では、1―1で迎えた最終7回表、水に勝ち越しを許すもその裏満塁と攻めたて、相手バッテリーの連続失策などで3―2の逆転サヨナラ勝ちを収めて決勝へ。UNファイターズとの決勝戦は0―0の6回に和田尚大君の四球と盗塁、岡田英大君の左前打と盗塁で好機を作り、山本竜摩君の内野ゴロの間に2点を先制し、1点を許すも2―1で逃げ切り優勝した。
なお有馬クラブは今月26日から伊勢市で開かれる第2回お伊勢さん杯全国選抜少年軟式野球大会への出場も決まった。大会はプライドジャパンが主催するもので、出場条件は県大会ベスト4以上、地区大会(16チーム以上)優勝チーム、プライドジャパン各県予選突破チーム、大会本部選抜等で、青森や岩手、愛知、大阪、奈良、兵庫、石川などの21チームが出場。三重県から唯一出場の有馬クラブは夏に続く全国大会出場で、1回戦では愛知県代表の名東ヒーローズとの対戦が決まった。