毎年10月に斎行される熊野市木本町、木本神社の例大祭は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から昨年に続いて渡御の中止を決定。今年度も神事のみ執り行うことを確認した。
13日夜に同神社で会合が開かれ、田中安弘宮司をはじめ本山拓哉総代長、神社総代の樋口雄史、加田勝也、大崎久士、片岡博也さん、各町役員らが出席。本山総代長から「今年度も宵宮、本祭とも神事のみ執り行う」との方針が告げられると、異論なく了承された。
木本祭りは若衆が担ぐ暴れ神輿を中心に各町ダシなどが約700㍍の隊列をなし、御旅所の新出町稲荷神社へと町内を練る「渡御」が名物。