クラシックカー終結 ラ・フェスタ・プリマベラ

 クラシックカーによるラリーイベント「ラ・フェスタ・プリマベラ2025」の一行が19日、東紀州地域を通過した。休憩ポイントとなった熊野市久生屋町の里創人熊野倶楽部には、多くのクラシックカーが勢揃いした。

 同イベントは近畿地方を舞台とするクラシックカーの祭典。「古いものに敬意を」「いくつになっても心・少年」「イベントに参加するすべての人々と友情の輪を広げる」を基本理念に行われている。

 今回は1935年式のアストンマーティンはじめ約60台のクラシックスポーツカーが参加した。18日に名古屋市の熱田神宮をスタート。紀伊半島を巡って京都府をゴールとする2府5県1200㌔の道のりを4日間かけて走行した。

 19日は紀北町や尾鷲市などを経て南下してきた一行が、昼前に熊野市入り。山崎運動公園を通過し、久生屋町の里創人熊野倶楽部で休憩を取った。周辺にはアルファロメオやポルシェ、ジャガー、トヨタ2000GTなど憧れの名車をひと目見ようと住民らの姿も。スタッフから受け取った手旗を手に、クラシックカーを歓迎した。

 その後、御浜町、紀宝町を通り和歌山県へと向かった。熊野倶楽部を訪れた御浜町の男性は「年に一回の目の保養。毎回このイベントを楽しみにしています」と話していた。

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