和歌山県は7月31日、8月1日の2日間で、同県内で新たに67人が新型コロナウイルス感染症の検査で陽性になったと発表した。新宮保健所管内でも19人の陽性が判明。新宮市のスナック「クラスA」で発生した県内62例目のクラスター(集団者感染)の関係はこれまでに22人となった。
新たに陽性となったのは7月31日発表分で▽和歌山市18人▽新宮保健所管内5人▽湯浅同4人▽橋本同2人▽岩出同1人▽田辺同1人▽御坊同1▽県外2人―の合計34人。新宮保健所管内は▽7月28日に発表された20代女性会社員の同居家族の女児▽7月30日に発表された30代男性会社員と同じ職場の40代男性会社員▽新規事例の30代女性会社員▽県内62例目クラスター関係で30代女性会社員と40代アルバイト女性―の計5人。
8月1日発表分では▽新宮保健所管内14人▽和歌山市10人▽橋本保健所管内3人▽岩出同2人▽海南同1人▽県外3人―の合計33人。新宮保健所管内では▽7月24日に発表された田辺保健所管内の30代男性会社員関係の10代男子学生▽7月28日に発表された20代女性会社員関係の30代自営業男性▽いずれも県内62例目のクラスター関係で30代男性会社員、30代自営業男性、30代男性会社役員、40代男性会社員、50代女性地方公務員、50代男性会社員、40代自営業男性、40代男性会社役員、20代男性会社員▽7月30日に発表された30代男性会社員の同居家族の10代女子学生▽31日に発表された30代女性会社員の同一職場の30代男性会社員▽新規事例の20代男性会社員―の計14人。
和歌山県内の累計感染者数は3004人。新宮保健所管内では直近1週間の人口10万人あたりの感染者数が52・9人で、県内で最も多くなっている。同県の病床使用率は51%で、5月10日以来83日ぶりに5割を超えた。