新たな一歩踏み出す 熊野市市郡6中学校で卒業式

 熊野市・南牟婁郡の6中学校で7日、それぞれ卒業式が挙行された。この日、卒業式があったのは熊野市の木本、入鹿中学校、御浜町の御浜、阿田和中学校、紀宝町の矢渕、相野谷中学校。3年間の中学校生活で友情を育み、大きく成長した生徒たちが在校生や教員、保護者らの祝福を受け、新たな夢や目標に向かって一歩を踏み出した。

 熊野市紀和町の入鹿中学校では一色羅稟、西海晴、松川雛寵さんの3人が晴れの日を迎えた。山本時生校長が卒業証書を手渡し「やりたいことに情熱を燃やし、常に感謝し、いつも前向きにありのまま、自分らしく人生を歩んでください。必ず幸せになってください」とエールを送った。

 木本中学校では下古谷克典校長が卒業生30人に卒業証書を授与し、さらなる飛躍を期待しはなむけの言葉。在校生からの送辞に続き、卒業生が中学校生活の楽しかった思い出を振り返り答辞を述べた。

 御浜中学校では在校生や保護者、教員らの拍手に迎えられ33人の卒業生が入場。子どもたちの成長した姿に保護者らも目頭を熱くしていた。

 阿田和中学校は28人が卒業。後輩や保護者、お世話になった先生たちに見守られる中、卒業証書を手に堂々とした姿を見せた。

 矢渕中学校は国歌、校歌斉唱に続き岩本拓志校長が57人の卒業生に卒業証書を授与。立派に成長した生徒たちが3年間の中学校生活を修了した。

 相野谷中学校では卒業生たちが保護者や在校生に迎えられ入場。多くの思い出を胸に次のステージへと進んでいく決意を示した。

 今後の中学校の卒業式日程は15日に御浜町の尾呂志学園を予定。熊野市の新鹿中は卒業生がいないため、卒業式は行われない。

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