三重とこわか国体・三重とこわか大会を機会に熊野市をPRしようと、熊野市実行委員会はダンスチームM’sの協力を受け「とこわかダンス」の動画製作を行っている。25日は丸山千枚田や鬼ヶ城などで撮影が行われた。
「とこわかダンス」は三重県がイメージソング「未来に響け」に合わせ、多くの人が参加できるよう3パターンの振り付けを制作。これまでにも県内の学校などで子どもたちにダンスを周知してきた。
今回、市実行委員会はとこわかダンスを活用し、市内の国体開催に向け国体・大会の機運醸成のため動画撮影を企画。熊野市に拠点を置くダンスチームM’sに協力を依頼。代表の田畑麻子さんから「市のPRもしてはどうか」と提案があり、市内の名所を背景に撮影することとなった。
撮影は今月11日から行われており、M’sの幼児から大人までの約120人が協力。新型コロナウイルス感染症対策のためメンバーを分散し、獅子岩、七里御浜、花の窟神社、新鹿海水浴場、丸山千枚田、赤木城跡、鬼ヶ城、熊野古道松本峠、山崎運動公園多目的グラウンド、くまのスタジアム、楯ヶ崎で撮影が進められている。
M’sのメンバーは6月から「とこわかダンス」の練習を重ね、熊野市の美しい風景や観光名所などをバックに元気よくダンスを披露。撮影した動画は編集後、動画サイト「YouTube」の熊野市市公式チャンネルで8月中旬~下旬頃に公開するという。