たのしむ部門も好評 観衆の声援受けて力走 新くまの駅伝46チームがタスキ繋ぐ

 「新くまの駅伝2024」が12日、熊野市の山崎運動公園で開かれ、46チーム184人が出場。声援を受けながら一生懸命タスキを繋いだ。

 くまの駅伝はこれまで実行委員会が主催しJR熊野市駅を発着点に実施していたが、コロナ禍を経て昨年度から、山崎運動公園を会場に熊野陸上競技協会(川村宏也会長)が受け継ぐ形で装い新たに健脚を競っている。

 今大会は小学生部門(1・1㌔×4人)に11チーム、女性部門(同)に7チーム、スピード部門中学生(1・5㌔×4人)に10チーム、スピード部門一般(同)に6チーム、たのしむ部門(同)に12チームがエントリーした。開会式では川村会長があいさつし、谷川孝栄県議、藤根正典県議、倉本勝也市教育長が激励。熊野RC―Bの中尾莉子さんが「熊野を盛り上げ、楽しく全力で走ることを誓います」と宣誓して各部門がスタートを迎えた。

 結果、小学生部門は玉城町、女性部門は松阪中部中、スピード部門中学生は玉城中A、スピード部門一般はチーム明石がそれぞれ優勝した。新設されたたのしむ部門は順位をつけずに行われ、チーム木中が快走を見せたほか、救急のパフォーマンスも披露したまとい(熊野市消防)、筋肉美で沸かせた喧嘩道2など観衆を楽しませる光景も。合計年齢315歳の熊野走らんかいA―315では鈴木紀雄さん(75)、中居健さん(80)、阪口隆廣さん(83)、小畑豊さん(77)が健脚でタスキをつなぎ、ひときわ大きな声援が送られていた。

 大会結果は3面に掲載。

  • URLをコピーしました!