レスリング全国大会で準優勝 尾呂志中学校高田碧君が町長表敬

 「2024年東京都知事杯全国中学選抜U15選手権」が11月30日~12月1日、東京の駒沢屋内球技場で開催。新宮ジュニアレスリング所属で御浜町立尾呂志学園中学校3年の高田碧君が男子62㌔級で準優勝した。20日、高田君が大畑覚町長を表敬訪問し、結果を報告した。

 52人が出場した男子62㌔級で、高田君はシードで2回戦から出場。通常体重が60㌔で自分より大きい相手ばかりだったが、接戦をものにしながら決勝まで勝ち進んだ。そこで相対したのは、今年6月の全国大会準決勝で敗れた因縁の相手・齊藤巧将選手(日本大学ジュニアレスリングクラブ・中3)。雪辱に燃える高田君だったが、0―3で惜しくも判定負け。「はじめは決勝まで行きたいというプレッシャーで動きが悪かったけど、準決勝ぐらいから本来の動きに戻ってきた。決勝は接戦だったけど、組み合った時に相手の方がパワーがあった。これからは体づくりが課題」と悔しさをにじませた。高校でもレスリングは続け、小学校3年生以来の全国優勝を目指す。

 報告を受け、大畑町長は「大変嬉しく思いますが、同時に優勝まであと一歩という残念もあります。前回も敗れた相手ということで、いよいよ倒すべき相手がハッキリ決まったのでは。高校では全国優勝目指して頑張って」とさらなる成長に期待を寄せた。

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