熊野市金山町の金山神社(山東美晴宮司、榎本公人総代代表)で1日、秋の大祭が執り行われた。夜は祭りにあわせて金山町健康を守る会(会長・榎本俊一区長)の文化部発表会も行われ、町民らが祝意に溢れた一日を過ごした。
秋の大祭は山東宮司により神事が営まれ、榎本総代代表や氏子、榎本区長、土口直洋金山地区社会福祉協議会長、金山パイロットファームの里口健一代表取締役ら町の主要団体の代表者らが参列した。大祓の儀や祝詞奏上に続き、祷人の笹本裕輔、笹本和男さんが氏神様に敬神の念を持って奉仕した。
また、舞姫の南莉緒奈、庵前茜、須川結菜、田岡里奈さん(いずれも金山小6年生)が浦安の舞を奉納した。正午からは餅まきも行われ、歓声が響いた。
一方、午後6時からは金山多目的集会所で金山町健康を守る会主催、金山神社後援の文化部発表会が開かれた。新屋楢信さんの「夢芝居」で開演。島田美知子さんが「サライ」で美声を披露した。
大西拓さんと匠君の親子太鼓、榎本心幸・大川愛心さんのピアノ、阪口未音・阪口沙羅さん姉妹の連弾が心地よい音色を奏でた。
この後もカラオケや楽器演奏など町内の芸達者が次々と登場。チェアエクササイズやダンスなどの発表もあり、地元のスターたちの名舞台に、会場は最後まで盛り上がりを見せていた。