「めっちゃええやん!」を共有 福祉事業所が取り組み紹介

 御浜町、紀宝町、熊野市の福祉事業所が集まり取り組みをプレゼンし合う「第1回めっちゃええやん!コンテスト」が13日、御浜町中央公民館で開催された。①NPO法人ここ(御浜町)②通園めだか(紀宝町)③グループホームひぐらし(御浜町)④紀宝町社会福祉協議会⑤熊野市社会福祉協議会⑥あたわ共生施設つどい(御浜町)―が参加し、それぞれが展開する取り組みを紹介。来場者も含め全員で『めっちゃええやん!』を共有した。

 三重県社会福祉協議会の「地域福祉活動ステップアップ支援事業による補助事業」として実施。紀南地域の介護保険サービスや障がいサービス事業所が、ケアや取り組みをコンテスト形式で発表し、グランプリを決めるイベント。熊野市、南牟婁郡の社協が主催し、紀南介護保険広域連合、紀南医師会、紀南介護保険事業所連絡会、紀南福祉士会、三重県介護支援専門員協会紀南支部が共催。

 イベントは全14事業所が参加し、1次予選を通過した6組が壇上へ。▽NPO法人ここ=『めっちゃええやん、ここ~初めてのアロマセラピーとの連携ケア~』▽通園めだか=『子どもも笑顔、家族も笑顔、地域も笑顔、職員も笑顔~笑顔の環をつなげたい~』▽=グループホームひぐらし『いつまでも現役で輝こらい!』▽紀宝町社協=『認知症カフェみどりのやねドキュメンタリー「みどりのやね演劇部」~上映会に向けてのメイキング映像~』▽熊野市社協=『Try my best.みんなのくらしにいっしょうけんめい』▽あたわ共生施設つどい=『皆で家族になれた「2264日」【終いの刻に関わり何を学ぶ】』―と題して、10分の持ち時間を活用して発表した。

 各事業所のプレゼンを受け、日本福祉大学長の原田正樹学長、三重大学地域共創展開センターの藤山宗准教授、県立紀南高校の学生らが審査。アイデア、インパクト、愛情、メッセージ性、期待感の5項目をもとに、グランプリ、準グランプリ、特別賞、ネクスト賞などを選定した。

 また、コンテストの後は「第2回紀南地域多職種連携交流Festival」が開かれ、いろいろな職種で働く人たちがそれぞれの思いや考えを話し合ったりして親睦を深めた。

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