見事2回目の全国制覇 ユニカール「チーム御浜友愛」 清水、檜作、中森さん凱旋報告

 「第27回全国ユニカール大会2024とちぎ」が9月8日に栃木県塩谷町で開かれ、「チーム御浜友愛」(県ユニカール協会紀南御浜支部)が見事、第21回大会に続いて2回目の全国制覇を達成した。4日、出場したキャプテンの清水豊子さん、檜作格子さん、中森美代子さんが大畑覚町長を表敬訪問して結果を報告した。

 9月6~8日の3日間、栃木県内10市町で開かれ県内外から約1万人が参加した「第78回全国レクリエーション大会2024とちぎ」の種目の一つで、ユニカールのほかドッジボール、キンボールなど全19種目が展開された。

 ユニカールは「陸上のカーリング」と呼ばれ、オフシーズンでも楽しめるようにと考案されたスポーツ。氷上ではなくカーペットの上でできるカーリング。「ユニバーサルカーリング」を略してユニカールと名付けられた。スタートラインから専用のストーンを滑らせてサークルの中心に近づけ、自チームのストーンを相手チームのストーンにぶつけてサークルの外へはじき飛ばすなどして、ゲーム終了時により多くのストーンがサークルの中央近くにあるチームが勝ちとなる。

 チーム御浜友愛は現在12人で、昨年秋の西日本大会は優勝、前回の全国大会は3位入賞など好成績を残している。清水、檜作、中森さんは16年になる馴染みの間柄で、チームの主軸を担っている。今回の大会では全国から72チーム227人が出場。予選ブロックを1位通過し、決勝トーナメントでは5試合を勝ち上がって見事優勝を果たした。

 報告を受け、大畑町長は「御浜町から全国大会に出るチームもなかなか出ない中、〝全国優勝〟という結果に強烈なインパクトを受けた。日ごろの練習、ご家族や関係者の理解と協力の成果と思います。毎回好成績ということで、次の大会も勝たなきゃというプレッシャーもあると思いますが、常にチャレンジャーとして感謝の気持ちを忘れず、これからも頑張って」とメッセージを伝えた。

 熊野の花火をアピールするピンクのシャツがチームのトレンドマーク。今回は支援者から3人の名前入りタオルが贈られ、より一層気合が入ったという。清水キャプテンは「応援してくれたみなさまに感謝し、これからもチームワークを大切に頑張りたい」と話した。

 「チーム御浜友愛」は毎週月曜日に志原公民館、木曜日に下市木公民館でそれぞれ午後7時から練習している。現在、一緒に汗を流す仲間を募集中。若い人も大歓迎で、見学だけももちろんOK。連絡先は石垣槇吾さん(090・7676・4818)。

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