食欲誘う旨辛さ くまの農業振興公社収穫祭で唐辛子PR

 熊野市有馬町、道の駅「熊野・花の窟」(お綱茶屋)で21日、唐辛子収穫祭が開かれ、多くの人が食欲を誘う熊野産唐辛子の〝旨辛さ〟を体験した。

 株式会社くまの農業振興公社(理事長・河上敢二市長)が主催。市では唐辛子の特産品化に向けた取り組みを進めており、認知度向上や魅力発信を目的に開催した。

 会場では、熊野地鶏のバルメジャーナ、熊野地鶏もも肉の蜜焼き、新姫鯛のカルパッチョといった唐辛子が味を引き立てる料理の試食が行われた。花の窟神社の参拝客や休憩に訪れたドライバーらが次々と立ち寄り、様々な種類の唐辛子をかけて食べ比べ。「これは美味しい」と笑顔が溢れた。

 国内ラテンアメリカ料理の第一人者と言われる株式会社「マルシエロ」取締役の小河英雄さんも参加し、唐辛子に合うカツレツ料理を披露。試食した40代男性は「朝食は食べて来たのですが、ひとくち食べただけでお腹が空いてきました。食欲を誘う味」と大満足の様子だった。

 また、会場ではキッチンカーや地元農家の農産物販売、自分だけの七味唐辛子づくり体験なども。来場者は熊野の大地が育んだ唐辛子を満喫していた。

  • URLをコピーしました!