世界遺産20周年記念花火も 夜空に1万発の大輪を 熊野大花火大会プログラム決まる

 今月17日(土)に迫った熊野大花火大会のプログラムがこのほど完成。広報くまの8月号に折り込まれ、今後各家庭へと配布される。

 それによると、当日は午後6時40分の初精霊供養に始まり、7時10分の熊野市提供による熊野古道世界遺産登録20周年記念花火でオープニング。フィナーレの鬼ヶ城大仕掛けまで、約1万発の花火が夜空を彩る。

 プログラムは追善花火やスターマイン、海上自爆、ワイドスターマイン、メッセージ花火などと続き、今年は午後8時10分に熊野花火愛好会によるワイドスターマイン「世界遺産のまち熊野~熊野古道に想いを馳せて~」に点火。鬼ヶ城からのスターマインや、ワイドスターマインと海上自爆の競演に続き、大江家と更谷家提供による17回忌・追善供養花火と三尺玉海上自爆に点火され、フィナーレの鬼ヶ城大仕掛け「巌頭のとどろき」で名物の自爆花火が迫力ある轟音を響かせる。大会予備日は18(日)、22日(木)、28日(水)。

 また、花火協賛事業のくまの郷土物産展「ぐるっとくまの穴場グルメ」は午前11時、熊野花火おもてなしの集いは正午(11時開場)から、熊野市民会館と同館周辺で開催。おもてなしの集いは歌や大道芸、落語、漫才、熊野の魅力紹介、花火解説など多彩なステージで来場者を楽しませる。

 同課では「プログラムには交通規制図や列車の時刻表、臨時駐車場なども掲載しておりますので、保管してご利用下さい。交通規制などありますが、花火大会の円滑な運営のため、ご理解とご協力を」と呼びかけている。プログラムは表の通りで、問い合わせは熊野市観光協会(0597・89・0100)または熊野市商工・観光スポーツ課(同89・4111)まで。

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