熊野市は1日、熊野市役所庁議室で市政功労者の表彰を行った。
市制記念日の11月1日にちなみ、毎年市政の発展に寄与した個人や団体を表彰しているもの。今年は紀和町の福山康子さん、栗須泰子さん、有馬町の山川元紀代さん、大江愛久さん、喜田宏子さん、南三重子さん、木本町の杉本一平さん、仲本さん、門泰央さん、神川町の渡上昭さん、飛鳥町の中田早姫美さんが対象となり、欠席の門さんを除く10人が出席した。
表彰式では表彰状を手渡した河上敢二市長が「それぞれの分野で長い間にわたり大変なご尽力や精力的な活動を行い、市の発展に多大な貢献を頂いた。衷心より深く感謝を申し上げます。コロナが5月に五類となって日常生活がほぼ元へ戻ったが、人口減少が加速してしまった。今年4月から9月までの出生数も回復には至っていない。従来過疎化少子高齢化は市政の重要課題でいかに対応していくかが重要な取り組みだったが、ますます対応が必要な状況。これまで以上に様々な分野で取り組みを進めていかなければならず、素晴らしい知識と経験を持つ皆さまには今後とも各分野のリーダーとしてご活躍をお願いしたい」と感謝の言葉を述べた。
表彰者と功績内容は次の通り。
▼福山康子(65歳、自治功労)=平成13年から22年間、紀和町農業委員会委員、熊野市農業委員会委員として行政委員を務め、農地の適正な管理に多大な貢献。
▼山川元紀代(82歳、自治功労)=平成23年から12年間、熊野市有馬財産区議会議員を務め、市政の発展に多大な貢献。
▼大江愛久(74歳、自治功労)=平成23年から12年間、熊野市有馬財産区議会議員を務め、市政の発展に多大な貢献。
▼杉本一平(75歳、自治功労)=昭和63年から通算15年間、木本町栄町三区自治会長、木本町自治連合会会長を務め、市政の発展に多大な貢献。
▼渡上昭(82歳、自治功労)=昭和54年から通算15年間、長原区長を務め、市政の発展に多大な貢献。
▼仲本(74歳、社会福祉功労)=平成19年から15年間、熊野市民生委員児童委員を務め、地域の良き相談相手として社会福祉の増進に多大な貢献。
▼栗須泰子(69歳、社会福祉功労)=平成19年から15年間、熊野市民生委員児童委員を務め、地域の良き相談相手として社会福祉の増進に多大な貢献。
▼門泰央(67歳、社会福祉功労)=平成19年から15年間、熊野市民生委員児童委員を務め、地域の良き相談相手として社会福祉の増進に多大な貢献。
▼喜田宏子(83歳、保健衛生功労)=平成13年に熊野市食生活改善推進協議会入会後、通算15年以上、熊野市食生活改善推進協議会会長、熊野食生活改善推進連絡協議会会長などの役職を務め、食生活改善の普及指導を通じて市民の健康と福祉の増進に多大な貢献。
▼南三重子(78歳、保健衛生功労)=平成11年に熊野市食生活改善推進協議会入会後、通算15年以上、熊野市食生活改善推進協議会会長、熊野食生活改善推進連絡協議会会長などの役職を務め、食生活改善の普及指導を通じて市民の健康と福祉の増進に多大な貢献。
▼中田早姫美(80歳、産業功労)=平成18年から飛鳥たかな生産組合組合長として16年間、平成28年から熊野たかな振興会会長として6年間、市の特産品たかなの生産技術及び認知度向上に尽力し、地域の農業振興に多大な貢献。