熊野市・南牟婁郡の小中学校は20日に終業式を実施し、一斉に夏休みがスタート。各学校では夏休み期間中の注意事項などが呼びかけられ、2学期、全員が元気な姿で学校生活を再開できるよう約束した。
熊野市の木本小学校では畑中祥司校長が「1学期は運動会や水泳授業がありましたが、一生懸命頑張る過程に価値がある。学校は失敗から学ぶ場所であり、上手くいくように頑張ることが大切で、皆さんは色んなことをしっかり頑張ってきたという自信をもってください。夏休み中は交通事故と水の事故に十分気をつけ、色んなことに挑戦して、おうちのお手伝いも行いましょう」と呼びかけ、読書を頑張った児童に熊野市立図書館からの表彰状も贈られた。
また、御浜中学校では終業式の前に、先日行われた「令和5年度熊野市南牟婁郡地区中学校総合体育大会」(中体連)の表彰伝達式を実施。上位成績をおさめた▽卓球男子団体(優勝)▽卓球女子団体(優勝)▽軟式野球(優勝)▽女子バスケットボール(優勝)▽バレーボール部(準優勝)―の各部や個人種目(卓球男子、卓球女子)の選手たちに表彰状や優勝カップ、優勝旗が贈られた。
続く終業式では、夏休みを過ごすにあたって水難・交通事故やSNSトラブルに巻き込まれないように気をつけ、勉強や運動にと有意義な時間を過ごすよう注意喚起。小林信校長は「42日間の夏休み、何もしなければあっと言う間に終わってしまいます。規則正しく、充実した時間を過ごして。9月、また元気な姿で会いましょう」と呼びかけた。