桜の名所を地図で紹介 「神木さくらの里MAP」完成 小林商店などで配布中

 御浜町の山あいに位置する神木地区は、知る人ぞ知る桜の名所。地域の桜をたくさんの人に見てもらおうと、昨年、住民有志3人が「神木さくらを守る会」を発足。そしてこのたび、地域のおすすめ桜スポット13ヵ所を網羅したパンフレット「神木さくらの里MAP」を制作した。同地区の小林石油(ガソリンスタンド)で配布しているほか、地元の観光案内所などでも入手できるよう準備を進めている。

 神木を桜の名所にしようと、同会の小林良美会長らが10年前からいろいろな場所に桜を植樹。立派に成長した桜が多くの花見客を迎える準備が整い、パンフレットを作ったという。さくらMAPには、善昌寺近くのシダレザクラ、熊野古道・横垣峠に植えたヤマザクラ、山間部のクマノザクラ(平和さくら)などを写真付きで掲載。小林会長は「神木は狭いところだけど、桜がたくさん。多くの人に見に来てもらいたい」と話している。

 なお、桜に先立って、地域ではまもなく梅が見ごろを迎える。小林会長は26日(日)午前11時から、小林石油隣の小林商店周辺で周辺に植えられている梅を見ながらカラオケを楽しむイベントを開催。参加者全員に賞品が贈られる。小林会長は「誰でも参加OKです。みんなで盛り上がりましょう」と呼びかけている。雨天時は翌日に順延する。

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