熊野市民文化祭のステージ部門が4日、市民会館で3年ぶりに開かれた。「唄い 舞い 奏でよう くまの人」と題し、14団体がコロナ禍でもくじけずに練習を重ねてきた成果を発表した。
市教育委員会と熊野文化協会が主催。新型コロナウイルス感染症の影響でここ2年は中止していた。開会にあたり市文化協会の新谷武文会長が「3年ぶりのステージ発表に出演者一同、張り切っています。最後までお楽しみください」と挨拶した。
ステージは琴修会黒潮の大正琴演奏で開演。続いて熊野詩吟愛好会の歌声が館内に響いた。翠会や翠翔会の舞踊、ギターマンドリンアンサンブル〝トレモロ〟、柳蛙会熊野支部、坂東流熊野柳蛙会のステージが繰り広げられた。
休憩をはさみ、琴伝流大正琴オレンジ、はまゆう会、紀州歌謡クラブ、大正琴ウィズ、映海の会、白菊会が活動の成果を披露。最後は木本節保存会の木本節踊りで締めくくった。来場者は各団体の発表に惜しみない拍手を送っていた。