10月9日の任期満了に伴う御浜町長選挙で無投票再選した現職・大畑覚氏(71歳、無所属、下市木)への当選証書付与式が3日、御浜町役場で行われた。町民の期待が込められた証書を手に、大畑氏は「全身全霊で御浜町の発展のために尽くしてまいりたい」と、決意を新たにした。
町長選挙は9月27日に告示された。大畑氏は住民みんなで町を盛り上げる「オール御浜」を掲げ、1期目は6策、2期目はこれに観光面の強化を加えた施策を推進。そして3期目に向けて3つの重点プロジェクト①暮らしに穏やかさを感じる「安全・あんしんの確保」②暮らしの活力を生み出す「地域経済の活性化」③暮らしを未来につなげる「人口減少への挑戦」―を示して出馬。同日午後5時に立候補が締め切られ、大畑氏の無投票再選が決まった。
付与式では山田裕一町選挙管理委員長が大畑氏に当選証書を手渡した。神妙な面持ちで証書を受けとった大畑町長は記者の取材に対し「当選証書をいただき、改めて身が引き締まる思い。これからの4年間町政を担っていく責任を感じ、緊張して受け取りました。次の4年間もしっかりと町政を進めていくことに変わりなく、全身全霊で御浜町の発展のために尽くしてまいりたい」と語った。