くまのベースボールフェスタ２０２２第18回中学軟式野球大会が20、21の両日、熊野市有馬町のくまのスタジアムと防災公園野球場で開かれ、８チームによる熱戦の末、熊野選抜が見事優勝した。
コロナ禍等で３年ぶりの開催となったが、規模縮小や感染防止対策を徹底する中での開催に。愛知、三重、和歌山の８チームが熱戦を繰り広げ、決勝は熊野選抜―愛知フラッシュジュニアの対戦となった。
その決勝戦、熊野選抜は３回に１点を先制されたが、４回に玉置の２点適時打と濱野の適時打で３点を奪い逆転。６回には玉置の適時三塁打、田岡の適時打でダメ押しの２点を加え、守っては湊、川瀬の好投にバックも応え、愛知の反撃を封じた。
閉会式では主催のくまのベースボールフェスタ実行委員会・大崎順敬事務局長が優勝旗と準優勝盾を贈呈。「熊野選抜は見事な初優勝でした。２日間の試合でたくさんの課題が出たと思います。今後の練習に生かし、一層努力してレベルアップに励んでください」と称えた。大会結果と熊野選抜のメンバーは次の皆さん。
▼１回戦▽熊野選抜17―２串本ＢＢＣ（串本町）▽藤華クラブ（名古屋市）12―０新宮黒潮ＢＢＣ（新宮市）▽愛知フラッシュジュニア（名古屋市）８―０小俣中（伊勢市）▽朝陽中（津市）10―５ドリームジュニア（名古屋市）。
▼準決勝▽熊野選抜11―４藤華クラブ▽愛知フラッシュジュニア10―０朝陽中。
▼決勝▽熊野選抜５―２愛知フラッシュジュニア。
【熊野選抜】
▼監督＝佐藤良太▼コーチ＝岩田和崇、仲森康純▼選手＝平野空雅、嶋勇希、久保颯、濱野侑大、田岡楓馬、濵口空大、中西伊吹（以上有馬中）、濱田理天、中道理緒、川本優人（以上御浜中）、岡崎凛生、瀬古一平（以上木本中）、下平透真、玉置翔磨、田中勇次（以上阿田和中）、湊一翔、山瀬凜太郎、三谷勇翔（以上矢渕中）
