一部〝密を避けた〟展示に 85年前の神殿飾りも 文化交流センターひな人形の展示始まる

 熊野市文化交流センターで26日から、ひな人形の展示が始まった。展示は4月3日(日)まで。

 「クマノミチのひなまつり」と題し、毎年この時期に行っている人気企画。市民らから協力を受けて大小様々なひな飾りを展示している。

 今回は、7段飾り15セットをはじめ、ガラスケース入りや神殿飾り、吊るしびな、手作り人形など合計約315体のひな人形が〝大集合〟。中には85年前のものという神殿飾りなど歴史を感じさせるものもある。

 なお、今回は〝名物〟となっている巨大21段飾りなどは〝密を避けた展示〟により中止に。しかしながら、職員が限られたスペースの中で試行錯誤し、可能な限りのひな人形を展示した。

 同センターでは「これまでとは異なる展示方法となりましたが、ぜひご来場頂き、ひな飾りをお楽しみください。コロナ禍に少しでも明るい表情になって頂ければ」と呼びかけている。

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