熊野市観光協会(中平孝之会長)は4月30日(水)から5月2日(金)の3日間、2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」で「凪のあすから×熊野市」によるブース出展を行う。
この出展は内閣府知的財産戦略推進室が進める、アニメや漫画などを活用し地域の魅力などを伝える「新たなクールジャパン戦略」に基づいたもの。大阪・関西万博で「クールジャパンショーケース/アニメ・マンガツーリズムフェスティバル」と銘打ったショーケース(実証調査)を開催する。
会場は万博EXPOメッセ「WASSE」イベントホール南。北海道や福島、群馬、新潟、山梨、岐阜、静岡、三重、兵庫、鳥取、山口、香川、高知、福岡、長崎、大分、沖縄県、西武鉄道、日本航空といったアニメやマンガのゆかりの地によるブース出展、アニソン歌手や声優、VTuberによるステージプログラムが予定されている。
熊野市観光協会ではアニメ『凪のあすから』に関するブースを設ける。『凪のあすから』は2013年10月から2014年3月まで放送されたテレビアニメ。御浜町出身で木本高校美術部OBの東地和生さんが美術監督を務め、新鹿海水浴場周辺やJR紀勢本線の波田須駅、波田須町の天女座などがモデルとして描かれている。2018年から「訪れてみたい日本のアニメの聖地88」に6年連続で選定されている。市内ではアニメキャラクターなどを描いたラッピングバスの運行や作中に登場したバス停、食事の再現など8つの「凪のあすから×熊野市2025コラボ施策」が展開されている。