熊野市・南牟婁郡の14小学校で8日、それぞれ入学式が挙行された。熊野市は53人、御浜町43人、紀宝町66人の新1年生が誕生。保護者に手をひかれ、ピカピカの1年生が嬉しそうに登校する光景が見られた。
この日、入学式があった小学校は熊野市の新鹿、木本、井戸、有馬、金山、五郷、入鹿小、御浜町の御浜、阿田和、神志山小、紀宝町の鵜殿、成川、井田、神内小。新鹿小中は中学校の入学式も同時に行われた。
各学校では桜の花びらが舞う中、新入児らが元気よく登校。入学式や説明が終了した後は、保護者らが校門などをバックに記念撮影。晴れの入学を迎えた我が子の姿に感激していた。
少子高齢化や過疎化の影響で一部を除き、新入児が減少。飛鳥小や尾呂志学園小、相野谷小は新入児がおらず入学式が行われなかった。熊野市山間部の飛鳥・五郷地区からは五郷小に潰原勘輔君1人が入学、神志山小も平嶋晄心斗君1人。かつて〝マンモス校〟だった木本小学校の新1年生も谷川睦樹君1人となった。少し緊張した様子の新入児を、教員や上級生たちが「みんな、入学を待っていました」と、温かく歓迎していた。各小学校の新入児数は次の通り。
【熊野市】
▼木本=1
▼井戸=12
▼有馬=10
▼金山=24
▼五郷=1
▼入鹿=3
▼新鹿=2
▼飛鳥=0
【御浜町】
▼神志山=1
▼御浜=26
▼阿田和=16
▼尾呂志学園=0
【紀宝町】
▼井田=11
▼成川=4
▼鵜殿=42
▼神内=9
▼相野谷=0