熊野市神川町の旧神上中学校で4月6日(日)午前10時から午後3時ごろまで、「神川・桜覧会(さくらんかい)2025」が開かれる。雨天決行。12日、イベントの実行委員長でもある神川企画の田中慎吾代表と、城内義人副代表が熊野市役所で記者会見し、イベントをPRした。
かつて開いていた神川桜まつりの終了後、地域住民が神川の桜や木造校舎を活用し活性化を図りたいと「神川企画」を組織。花見の原点をコンセプトに、自由に楽な気持ちで春の1日を楽しんでもらおうと企画している。
当日会場では「ピクニックマルシェ」を開催し、飲食店のブースを設置。神川企画が地場産のフードメニューとしてよもぎ餅、鹿肉コロッケ、茶粥、目はり寿司を、地元の今中商店が生ビール、チューハイ、さんま寿司、焼きそば、唐揚げなどを販売する。校舎内では近畿大学と武庫川女子大学の学生が「貸本+休憩処」を運営する。
校庭では満開の桜を楽しみながら、ピクニック気分で自由に過ごせる空間を演出し、ベンチやテーブルに使えるコンテナも用意。紀州舞踊隊、熊野鬼城太鼓、熊野の千春、ザ・クマノベンチャーズが会場を盛り上げる。イベントの最後は餅・お菓子ほりで締めくくる。
田中代表と城内副代表は「昭和の雰囲気が残る校舎でゆっくりと桜を楽しみ、嫌なことも忘れてリラックスした時間を過ごしてもらえたら。桜の開花時期には連日ライトアップ(午後6時~午後10時まで)も行いますので、お気軽にお越しください」と呼びかけた。
なお、神川企画ではピクニックマルシェの出店者を募集している。先着順で申込み・問い合わせは3月10日までに神川企画のインスタグラムへダイレクトメッセージを送付するか、田中代表(090・7485・3040)へ。