中学生が日ごろ思っていることなどを主張する第24回紀南青少年育成交流会が7日、熊野市文化交流センターで開かれ、熊野市・南牟婁郡の中学生10人が平和や人権、故郷などそれぞれの〝想い〟を訴えた。
紀南地区青少年育成市町民会議連絡協議会(畑中明利会長)と三重こどもわかもの育成財団、三重県青少年育成市町民会議連合会が主催したもの。中学生が司会などを務め、交流会を進行した。
はじめに畑中会長がこれまでの準備で努力し学んできたことが将来に役立つよう願い挨拶。来賓を代表し開催地の河上敢二熊野市長、藤根正典県議が祝辞を述べ、子どもたちにエールを送った。
この後、中学生10人が堂々とした姿でそれぞれの想いを発表。子どもたちの純粋な思いが来場者の心に響いていた。また、発表後は有馬中学校吹奏楽部の演奏も披露され、息の合った音色に大きな拍手が送られていた。想いを発表した中学生は次の皆さん。
▼杉谷きづな(飛鳥)「人との関わり方」▼松本鉄平(御浜)「消える町」▼﨑上野瑠花(相野谷)「変える」▼川端菜夏子(有馬)「障がい者にわたしたちができること」▼小林里愛(新鹿)「理解する大切さ」▼高田碧(尾呂志学園)「これからの未来」▼松川雛寵(入鹿)「早老症の人の生きやすい世界」▼藪野芽夢(阿田和)「沖縄の平和学習」▼中瀬古大斗(矢渕)「未来を変える」▼喜田心美(木本)「日常の中で見つけた宝物」