渋滞緩和や搬送時間短縮も いよいよ12月7日に 新宮紀宝道路が開通

 紀宝町神内(起点)~新宮市あけぼの(終点)までをむすぶ「一般国道42号新宮紀宝道路」が12月7日(土)午後3時、いよいよ開通を迎える。

 新宮紀宝道路は「熊野川河口大橋」(821㍍)を含む延長2・4㌔、幅員12㍍の自動車専用道路。輸送時間の短縮や緊急医療活動の支援、渋滞緩和による地域相互の振興と発展、台風等による土砂災害や南海トラフ地震等の地震災害時におけるネットワークを構築し、救命活動や地域振興支援を主な目的としている。開通により紀南病院から新宮市立医療センターまでの所要時間は約8分短縮。観光地へのアクセス向上なども期待されている。

 当日は午前10時から、紀宝町のまなびの郷で国土交通省近畿地方整備局、中部地方整備局、和歌山県、三重県、新宮市、紀宝町、高速自動車道紀南延長促進協議会の共催による開通式典を挙行。テープカットやくす玉開披、通り初めなどで開通を祝う。

 なお、当日は紀宝鵜殿ICに接続する県道紀宝川瀬線も開通する。

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