戦国武将・藤堂高虎公ゆかりの地において魅力あるまちづくりに寄与することを目的とした文化行事「高虎サミットin熊野」が19(土)、20(日)の両日、熊野市文化交流センターを主会場として開かれる。主催の実行委員会(実行委員長・藤田達生三重大学名誉教授)では、19日午後3時から同センターで開催するサミットセレモニーと記念シンポジウムの参加者を募集している。
サミットは藤堂高虎が築城に携わった津市や滋賀県甲良町、愛媛県今治市など、藤堂宗家をはじめゆかりの自治体の首長や親睦団体などを招き、基調講演やシンポジウム、交流会などを開くもの。これまでに参加各市町が持ち回りで開催しており、熊野市では今回が初開催となる。
貴重な史跡として国の文化財に指定された赤木城跡は、今や熊野地域だけでなく広く愛される歴史遺産となっている。その築城を手掛けたとされる藤堂高虎について、若き日の高虎公がこの熊野の地で何を目的とし、そのような活動を行ったかを赤木城築城の意義と時代背景も踏まえて探る。
対象は一般で熊野市民優先。定員は40人。申し込み・問い合わせは事務局の熊野市教育委員会(0597・89・4111)まで。