笑顔溢れるような作品 峪中結月さん(金山小)1位に 木の町熊野木工コンクールに100点

 熊野林星会(野地伸卓会長)主催の「木の町熊野木工コンクール」(田中俊輔実行委員長)が7日、熊野市文化交流センターで始まった。展示は8日午後3時まで。初日は審査があり、小学生の部1位には熊野市金山小学校2年生、峪中結月さんの「木(もく)カツ」が選ばれた。

 同コンクールは木に親しみ、林業に理解を深めてもらおうと毎年、開催しているもの。今回は小、中学生から100点の応募があった。

 7日には熊野林星会の野地良成副会長や田中実行委員長をはじめ河上敢二市長、濱重明市議会議長、谷川孝栄、藤根正典両県議が作品を審査。力作揃いに頭を悩ませながら、入賞作品を選んだ。小学生の部1~3位と林星会特別賞5点の計8点は11月に行われる県審査へと進む。

 田中実行委員長は「今年は台風の影響で親子木工教室が中止になり、作品数が少ないのではと懸念がありましたが、思っていた以上にたくさんの応募を頂き良かったです。手の込んだ良い作品が揃いました」と話した。野地副会長も「作者の笑顔が溢れているような作品ばかり」と喜んだ。

 入賞作品は9日から20日まで、熊野市文化交流センタークマノミチで展示される。入賞者は次の皆さん。

【小学生の部】

①「木(もく)カツ」峪中結月(金山小2年)

②「木モック~川のハンモックと山のハンモック」下岡諒陽(井戸小4年)

③「バームクーヘン」杉谷龍人(飛鳥小6年)

▼林星会特別賞▽「木の小さな小屋」西蒼真(入鹿小5年)▽「キングハリネズミ」井上楽絃(金山小2年)▽「カブトムシとクワガタ」おぐらときわ(同1年)▽「ティッシュ箱」谷陽輝(井戸小6年)▽「流木のピラルクー」角野立騎(有馬小5年)

▼林星会賞▽「おどるモンスター」竹本大悟(新鹿小5年)▽「ぴかちゅうのいす」山下晄雅(神志山小1年)▽「ぐらぐらロボット」谷口妃愛乃(木本小5年)▽「海賊船ひつじ号」岩本航和(有馬小1年)▽「ロボットのいすとりゲーム」はまがみさわ(井戸小1年)▽「スイミー」山西咲穂(金山小2年)▽「スケートボード」西口時輝(金山小4年)▽「とりのす」細川花火(五郷小4年)

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