和道流空手道連盟主催の創流90周年記念・第60回全国大会・第9回国際大会が24、25両日、東京武道館で開かれ、三重支部(濱口久仁彦支部長)から小西秋代選手が形試合壮年男女の部で3位入賞したのをはじめ、東海大会の上位選手が出場し活躍した。
小西選手は中学生時代に全国大会で準優勝、高校でも和歌山県代表でインターハイに出場した。23歳で一度引退したが、子育ても終わり、昨年30年ぶりに現役復帰。那智勝浦町から熊野市へ練習に通っている。
東海大会で2連勝を飾り、国際大会への出場権を得た小西選手。世界のベテラン選手と熱戦を繰り広げた。準々決勝ではアメリカのロバーツ選手と対戦し、見事勝利。準決勝は僅差で惜敗した。
濱口支部長は「コロナ禍後の大会へ、満を持して出場した海外選手の身体能力の高さと強さに驚いたが、小西選手の身体の使い方と技術は負けてなかったと思います。来年こそは全国優勝と日本マスターズ入賞を目標に頑張って欲しい」と評価している。
この他、三重支部からは小学3年生男子組手試合で松本幸弥選手(新宮)が5位。中学生女子組手試合でも大矢心詞選手(新宮)が5位に入った。
なお、同支部では会員を募集中。練習は月曜日に久生屋公民館、水曜日は金山小学校で行っている。時間はいずれも午後7時から9時。指導員は島田真央、奥川縁、小西秋代さん。