300余年の伝統を誇る熊野大花火大会は17日(土)午後7時5分から熊野市の七里御浜、鬼ヶ城、熊野灘を舞台に夜空を彩る。呼び物の三尺玉海上自爆、鬼ヶ城大仕掛けなど、光と音の豪華ショーを繰り広げる。
午後6時40分の初精霊供養、7時5分の大会本部長挨拶に続き、同10分から打ち上げ花火に点火。終了までに約1万発の花火が打ちあがる。
交通規制は正午から始まり、木本町と井戸町の駅周辺は車両通行禁止。大会終了前の午後8時30分から9時45分の間、国道42号は歩行者横断のため花の窟神社交差点から鬼ヶ城まで車両通行禁止となる。
昼間のイベントは市民会館周辺で午前11時から午後6時まで、「ぐるっとくまの穴場グルメ」が催される。また、市民会館では正午(午前11時開場)から午後4時30分まで歌や大道芸、落語、花火解説、漫才、熊野の魅力紹介など「熊野花火おもてなしの集い」が行われる。
台風7号の高波の影響が心配されるが、大会を目前に控え関係者らは「安全で迫力ある花火」に向け最後の準備に入っている。
開催の最終決定は17日午前6時で、大会決行が決まれば号砲を打ち上げる予定。