中学生14人が想い発表 来月31日御浜で少年の主張県大会

 「中学生のメッセージ2024」(第46回少年の主張三重県大会)が8月31日(土)午後1時から、御浜町中央公民館で開かれる。紀南地方での開催は2015年に続き2度目。

 公益財団法人三重こどもわかもの育成財団、紀南地区中学生のメッセージ実行委員会、三重県、県青少年育成市町民会議連合会、独立行政法人国立青少年教育振興機構が共催。中学生が日頃感じている事や考えている事を広く県民に訴える事により、青少年が自分の生き方や社会との関わりを考えるとともに、青少年に対する県民の理解・関心を深める事が目的。

 今年度は県内の中学生9215人の応募があり、その中から選ばれた14人が主張を発表する。この地域からは喜田心美さん(木本中3年)が「日常の中で見つけた宝物」、川端菜夏子さん(有馬中3年)が「障がい者に私たちができること」、疋嶋美拓さん(矢渕中3年)が「努力は人を輝かせる」のタイトルで、それぞれ主張を発表する。実践発表では入鹿中学校が太鼓演奏、有馬中・木本中吹奏楽部が演奏を披露する。

 また、地元中学生から応募のあったポスターデザイン画の表彰式も行われる。デザイン画の最優秀賞には平田夏妃さん(矢渕中2年)の「光をめざして」が選ばれた。優秀賞は喜田心美さんの「夢に向かって」、芝結衣さん(入鹿中2年)の「翼をください」、小鷺瑠愛さん(矢渕中3年)の「あふれ出す『大好き』」が入った。

 入場無料。大人からの応援メッセージ展や中学生のメッセージ2024デザイン画展も同時開催。主催者では「この事業は発表者だけでなく、司会、受付、案内、表彰アシスタントなども地元の中学生が行います。ぜひ、多数のご来場を」と呼びかけている。

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