上機嫌で大いに交流 お白州引き夏まつり町内外から涼求めどっと

 熊野市有馬町、花の窟神社前のお綱茶屋駐車場で20日、夏恒例のビアガーデンが開かれた。これまで「お白洲引きビアガーデン」の名で行ってきたが、今年からは「お白洲引き夏まつり」に改名。涼を求める大勢の人でにぎわいを見せた。

 お白洲引き実行委員会(和田仁祭典委員長、西村茂之実行委員長)が10月の花の窟神社例大祭にあわせて実施するお白洲引き行事の資金捻出や地域活性化を目的に行ってきたビアガーデン。より多くの地域住民に楽しんでもらおうと、今回から名称を改めて開催した。

 夕方にはすでに多くの人で埋まった。生ビールや焼き鳥、フランクフルト、唐揚げ、美熊野牛焼きなど、関係者の出店も大忙し。日差しが和らぐと涼を求める家族連れらの姿も増え、一層の賑わいを見せた。

 オオクワガタムシなどクワガタの当たる抽選に子どもたちが大はしゃぎ。10㌢の大物が当たると歓喜の声を上げていた。豪華賞品が当たる抽選会も盛り上がった。

 会場には老若男女みんな笑顔が溢れ、来場者は大いに交流。有馬町の夏の夜のひとときを楽しんでいた。

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