三重県文化会館と新日本フィルハーモニー交響楽団による熊野古道世界遺産登録20周年記念スペシャルコンサートが9月16日(月・祝)午後2時から、熊野市民会館で開かれる。チケットは今月9日(火)から、熊野市民会館などで発売となる。
先日から市内の小中学校や鬼ヶ城センターなどで行われている新日本フィル29市町巡回事業の一環。「熊野にオーケストラがやってくる」と題し、2部構成で館内に一流の音色を響かせる。
当日は第1部でモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」より第一楽章、ヴィヴァルディの四季より「夏」(全楽章)などを演奏。第2部では世界遺産登録を記念して三重県から委嘱を受け、加古隆が作曲した「熊野古道~神々の道~」を三重ジュニア管弦楽団との共演で演奏する。
新日本フィルのソロ・コンサートマスターである崔文洙さんは「世界遺産登録20周年おめでとうございます。この記念すべき素晴らしい年に熊野で演奏させていただけるのは、私にとりまして大変光栄でとても大きな喜びであります。また、私の尊敬する作曲家・加古隆さんが作曲された『熊野古道~神々の道~』を三重ジュニア管弦楽団のメンバーと共演させて頂けるのをとても楽しみにしております。この素晴らしい時間を会場で熊野の皆様と共有させていただけますと幸いです。ぜひともご来場ください」と呼びかけている。
チケットは今月9日から発売となり、一般1000円で高校生以下500円。未就学児の入場は不可。チケット取り扱いは次の通りで、問い合わせは午前10時から午後5時までに三重県文化会館チケットカウンター(059・233・1122)まで。
▼三重県文化会館チケットカウンター(059・233・1122)
▼エムズネット(https://p-ticket.jp/center-mie/)
▼熊野市民会館(月曜休館。0597・85・3742)
▼熊野市教育委員会(土日祝日除く。0597・89・4111)。