三重県立木本高校吹奏楽部(森本昊部長)の第24回サマーファミリーコンサートが16日、熊野市民会館で開かれた。部員たち総勢57人がこれまで頑張ってきた練習成果を発表。曇り空を吹き飛ばし心を晴らすような、気持ち良い演奏が観客に感動を与えた。
子どもから大人まで大人気のサマーファミリーコンサート。会場には木高吹奏楽部のファンら大勢が来場した。
コンサートは2部構成で行われた。第1部は今年度全日本吹奏楽コンクールの課題曲「行進曲『勇気の旗を掲げて』」や「風がきらめくとき」をはじめ「組曲『ハーリ・ヤーノシュ』よりⅣ、Ⅵ」「ハンガリー民謡『くじゃく』による変奏曲」の4曲を立て続けに演奏。約25分にわたり、部員たちが集中力を切らさず表現力を発揮した。
第2部では馴染みのポップスなどが披露された。リクエストの多い曲や懐メロ、アニメソングなどが繰り広げられ、コンサートを盛り上げた。部員たちのひたむきな努力と、演奏の楽しさが伝わる音色に、客席から割れんばかりの拍手が送られていた。