熊野市は26日(日)午前10時から午後3時まで、JR熊野市駅前で第10回「オール熊野フェスタ」を開く。当日は駅前広場を会場に市内全域の特産品や芸能等が一堂に会し、子どもからお年寄りまで楽しめる全市民参加型イベントを催す。15日、同フェスタ実行委員会の田畑麻子実行委員長らが記者会見し、多数の参加を呼びかけた。
駅前を会場に子どもからお年寄りまで楽しめる全市民参加型のイベント。「絆・賑わい」をテーマに、市内全域の物産販売や芸能を一堂に集め、地域の住民同士の一体感を深めて、地域の活力再生、市全体の活性化につなげる目的。今年は熊野古道世界遺産登録20周年記念事業として実施する。
当日は「オール熊野マルシェ」と銘打って、市内各地の特産品や郷土の味覚、熊野産の水産物や農作物などを販売。下北山村や熊野市と交流のある奈良県桜井市、宮崎県日向市、広島県熊野町の特産品も並ぶ。東京都の人気イタリア料理店で料理長をしている井上裕基さん(井戸町出身)も出店し「熊野唐辛子を使ったペンネアラビアータ」を販売する。
特設ステージではダンスや伝統芸能、木本高校吹奏楽部、オール熊野合唱団などのパフォーマンスが披露される。午後1時55分からはオンリーワンイベントとして、恒例となった来場者が一斉に「めはり寿し」を食べる「みんなでめはり『新記録に挑戦』」が行われる。
ステージイベントの最後は久生屋町の東伸好さんによる熊野のテーマソング『熊野が好き』が披露される。ステージ横ではビジョンカーにより河上敢二市長はじめ市内の保育園児、チェアエクササイズ参加者らが曲に合わせて踊る映像を流すという。
また、子どもたちが楽しめるミニSL体験やボルダリング、にいひめちゃんトランポリン、ロボット操縦体験、鈴鹿サーキット走行車両展示、木を使った催し、制服着用体験(防火服、自衛隊制服、海上保安庁制服)、ストリートピアノも用意。風船で作ったフォトスポットも設ける。午後2時45分からは餅ほりが行われる。記念通りではいこらい市も同時開催される。
当日は無料送迎バスも運行。田畑実行委員長は「子どもからご年輩の方まで楽しめるイベント。色々な方に楽しんでもらい、みんなの活力になるイベントにしたい」と話した。ステージイベントのプログラムは次の通り。
▼10・00=オープニングダンス(M’s)
▼10・10=オープニング
▼10・15=オール熊野合唱団
▼10・30=木本節
▼10・45=大正琴
▼11・00=金山相撲とり踊り
▼11・15=日本舞踊
▼11・30=松原龍宮太鼓
▼12・25=交流都市紹介
▼12・30=ひょっとこ踊り(宮崎県日向市&熊野市愛好会)
▼12・40=みんなで踊ろう!笑顔のフラダンス
▼13・00=みんなで歌おらい!歌好き全員集合
▼13・15=木本高校吹奏楽部
▼13・35=みんなで踊ろう!「Ado~唱~」
▼13・40=ダンス(M’s)
▼13・55=みんなでめはり「新記録に挑戦」
▼14・20=熊野が好き
▼14・40=実行委員長あいさつ
▼14・45=もちほり