春の熊野を彩る人気イベント「熊野街道ひなめぐり」が22日からスタート。熊野市の協力事業所など40ヵ所ではひな飾りがお目見えし、午後からは学校帰りの子どもたちがキーワードラリーを楽しんだ。ひなめぐりは4月7日(日)まで。
昨年の20ヵ所から倍増となっての開催で、市内の店舗などにお雛様を飾り、地域や商店街を盛り上げる目的。各店舗には早速様々なひな飾りがお目見えした。
このうち、木本町本町通りのまえだや呉服店には、両脇を約60年前の色打掛で彩った7段飾りと吊るし雛、明治から昭和前期の着物を使った手作り雛がズラリ。傷みから今年が最後になるかもしれないという江戸時代の雛飾りも展示した。また、熊野市駅前特産品館前には写真撮影にピッタリの顔出しパネルが設置されるなど、各店が工夫を凝らした展示で来訪者を迎えている。
キーワードラリーは参加店舗等に備付の台紙にキーワードを集めれば応募可能となり、抽選で1万円分のレインボー商品券や下岡精肉店の商品券5千円分、熊野市ふるさと振興公社から熊野地鶏カット肉セットなど豪華賞品が当たる。
キーワード台紙は熊野商工会議所や文化交流センター、熊野市観光公社、同ラリー参加店などで配布しており、一般は全40マス、高校生以下は30マス以上記入されていれば応募できる。
イベントの問い合わせは熊野商工会議所(0597・89・3435)まで。ひなめぐり店舗とキーワードラリーの参加店は次の通りで、ノボリが目印。
▼木本町=ひら手芸店、べにや、フラワーショップなかむら、吉野熊野新聞社、ビスモルゲン、シーウインド、アカサカスポーツ、向井ふとん店、熊野市民会館、平嶋陶器店、わがらん家、松田酒店、いこらい広場、喫茶ホワイト、世界遺産熊野古道館、さいとう呉服店、熊野商工会議所、丸田商店、熊野古道おもてなし館、まえだや呉服店、ブティック朝日屋、鬼ヶ城センター。
▼井戸町=文化交流センター、自衛隊三重地方協力本部、寿屋衣裳店、熊野市役所、熊野市観光公社、熊野市駅前特産品館、下岡精肉店、こすめ館、フレイズ福進堂、ケーキハウススギヤ、みどりや、海ひかり、三重県熊野庁舎、フランス菓子小島。
▼有馬町=もんいまぁじゅ、うぶた堂。
▼久生屋町=里創人熊野倶楽部。
▼紀和町=道の駅板屋・九郎兵衛の里。