昔の暮らしを学ぶ 有馬小3年生歴史民俗資料館を見学

 熊野市有馬小学校の3年生が1月30日、有馬町の熊野市歴史民俗資料館を訪問。管内の見学や炭火起こし体験を行った。

 社会科の昔の生活道具を学ぶ授業の一環として訪れたもの。同館の更屋好年館長がワラビツ、炭入れ式のアイロン、ランプ、わっぱ、カンス(茶釜)、火吹き竹、黒電話などの生活道具について説明し「60年ほど前は冷蔵庫や洗濯機、テレビなど、現在は各家庭に当たり前にある便利なものが珍しかったんですよ」などと当時の暮らしを紹介した。

 また、2階でも様々な道具などを見て、現代の便利さを実感。最後は軒先で炭火起こし体験も行い、着火した杉の葉と炭に風を送るなど、コンロがない時代の生活も思い描いていた。

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