「三重県知事杯第25回全国中学選抜卓球大会三重県予選」が昨年12月17日に津市のサオリーナで開催され、御浜町立御浜中学校男子卓球部が6年ぶりの優勝。三重県代表として全国大会への切符を掴んだ。全国大会は3月23~24日にかけて群馬県高崎市で開かれる。26日、部員たちが大畑覚町長、本誠一教育長を訪ね、県予選会優勝の報告と全国大会への意気込みを伝えた。
各校、新チームで迎えた大会には男子33校が参加した。1、2回戦をストレート勝ち、続く3回戦を3―2で辛勝してベスト4(総当たりのリーグ戦)へ進出。決勝リーグでも全勝し、見事全国行きを決めた。
大畑町長は「コロナ禍での学校生活で思うように練習できないこともあったと思いますが、日ごろの努力の成果が発揮された結果。皆さんの力で勝ち取った優勝の陰には、先生、家族、仲間、卒業生たち、たくさんの人の支えがあったことを忘れないで。感謝と向上心を持って練習に励んでもらいたい。全国大会、三重県からは皆さんしか出られません。練習は厳しく、試合の時は楽しんで」。本教育長は「スポーツだけでなく勉強の面でもリードしてくれている。まわりの学校に臆することなく、先輩たちが培ってきた伝統を胸に頑張ってきてください」とそれぞれ激励した。
大会を振り返って、松本鉄平主将は「気迫を忘れずにベスト16を目指したい」と決意表明した。チームメンバーからも「このチームだからこそ優勝できた」「前日まで調子が悪かったけど勝てて良かった」「最近卓球を始めたので勝てるか分からなかったけど、全国に行けてうれしい」と声が聞かれた。
男子卓球部のメンバーは次の通り。
【2年】
松本鉄平、間下仁朗
山門来輝、髙田夏維
小木曽慧
【1年】
舛屋海翔、赤根颯馬
腰當大翔、赤根淳太
竹平春翔