三重県立熊野少年自然の家(本山拓哉所長)は17日、凧作り体験を行い、親子らが自作の凧を大空へと浮かべた。
尾鷲市、新宮市、御浜町、紀宝町から22人が参加。まず自然の家で職員から教わりながら、和紙を使った凧作りに挑戦した。
参加者はまず思い思いの絵柄を用紙に描いた。カラフルな絵をはじめ、人気アニメなどのキャラクターを描く子も多かった。親子で協力して和紙に竹ひごを付けるなど、和気あいあいと凧作りに取り組んだ。
オリジナルの凧が完成した後は御浜町阿田和のふれあいビーチへと移動し、凧揚げに挑戦した。海岸の風に乗り、凧はスイスイ上昇。参加した家族らは凧揚げを楽しみ、一足早いお正月気分を味わっていた。
参加者は「凧が高く飛んで、嬉しかったです」「凧作りは難しかったですが息子と一緒に参加できて、とても楽しかったです」などと笑顔。大人たちも童心に返り、親子で時を経つのも忘れ凧揚げを満喫していた。