三重県立木本高校(福田英成校長)の総合学科2年生17人が木本小学校の児童たちにタグラグビー出前授業を行い、スポーツの楽しさを伝えている。
木高総合学科で木本小と英語出前授業などで交流を図っており、昨年からは新たにスポーツ総合演習選択生が体育の交流授業を開始。今年も9月下旬から10月中旬にかけては小学5・6年生を対象に3回の授業で、高校生たちがタグラグビーを教えた。
タグラグビーは腰につけた2本のタグを取り合いながら、ボールを持って自由に動けるスポーツ。ボールを持った選手がタグを取られたら、ボールをパスしなければならないルール。
高校生たちは自分たちで授業の展開などを考え、日にちごとに3グループに分かれ、体育の授業を実施。初日はタグになれるため、しっぽ取りなどを楽しんだ。児童たちは徐々にラグビーボールにも慣れ、最終日には試合形式で対戦。児童たちは高校生のお兄ちゃんやお姉ちゃんともすっかり打ち解け、楽しそうに歓声をあげていた。
今月26日からは3、4年生を対象に、同様の交流授業が行われる予定。