光と音の豪華ショー お待たせしました 三度目の正直29日熊野大花火大会

 300余年の伝統を誇る熊野大花火大会は29日(火)午後7時5分から熊野市の七里御浜、鬼ヶ城、熊野灘を舞台に夜空を彩る。17日の開催予定から延期、再延期と続き3度目の正直。呼び物の三尺玉海上自爆、鬼ヶ城大仕掛けなど、光と音の豪華ショーを繰り広げる。

 午後6時40分の初精霊供養、7時5分の大会本部長挨拶に続き、同10分から打ち上げ花火に点火。終了までに約1万発の花火が打ちあがる。

 交通規制は正午から始まり、木本町と井戸町の駅周辺は車両通行禁止。大会終了前の午後8時30分から9時45分の間、国道42号は歩行者横断のため花の窟神社交差点から鬼ヶ城まで車両通行禁止となる。熊野尾鷲道路は通行規制なし。

 昼間のイベントは市民会館周辺で午前11時から午後6時まで、「くまの郷土物産展」が催される。正午から午後4時30分まで市民会館で紀の川良子さんらが出演する「熊野花火音楽祭」が行われる。

 台風7号や高波で延期、再延期となり、台風10号の影響で29日開催も一時は心配された。大会を目前に控え関係者らは「安全で迫力ある花火」に向け最後の準備に入っている。

 開催の最終決定は29日早朝で、大会決行を告げる号砲が打ち上げられる予定。

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