22日に開催される熊野大花火大会を前にした19日朝、花火大会の会場となる七里御浜海岸で浜割り作業が行われた。
大会の安全、円滑な運営を図るために、危険ラインを設定するとともに、観客席や露天商の位置を確認し、通路などを確保するもの。
花火実行委員や市職員、ボランティアらが参加し、早朝から作業を開始。打ち合わせの後それぞれの場所へ移動。ショベルカーやハンマーなどを使って、通路や危険ラインを示すロープを張るための杭を打ち込んだ。
参加者は熊野大花火大会の円滑な準備に向けて作業に汗。海岸堤防では桟敷席なども仕上がってきており、大会本番へ向け着々と準備が進んでいる。
実行委員の一人は「昨日、今日と海は穏やかだった。熊野大花火は雨よりも波が一番の大敵。このまま海が落ち着いていてほしい。4年ぶりの大花火を何とか成功させたい」と話していた。