東海以西の大学ソフトボール32チームによる「第55回西日本大学女子ソフトボール選手権大会」が5日、熊野市有馬町のくまのスタジアムなどで開幕。初日から熱戦が繰り広げられた。
5日はくまのスタジアムで開会式が行われ、来賓や保護者らが見守る中、前年度優勝の東海学園大を先頭に出場チームの選手たちが入場行進。主催者を代表して熊野地区ソフトボール協会の山本洋信会長が歓迎と激励の思いを込めた開会宣言を行った。
続いて前年度優勝、準優勝チームから優勝旗と優勝杯、準優勝杯が返還され、全日本大学ソフトボール連盟の児玉公正会長が「チームメイトの一投一打に思いを馳せ、プレーを思う存分楽しんでいただきたい。大会は雨や猛暑の中での開催となります。対戦相手はもとより、ゲームを支える審判団や記録員の方々にも思いを寄せ、スピーディーなゲーム展開を願っています」と挨拶。来賓を代表して熊野市の河上敢二市長が選手たちを歓迎し「雨が降る可能性もありますが、日頃の練習の成果を発揮して、大学生としてレベルの高いプレーを見せて頂けることを願っています」と祝辞を述べた。
選手を代表して東海学園大の若林美香主将が「同じ目標に向かって努力してきた仲間とともに、チームの練習の成果を十分に発揮し、支えてくださる方や大会に関わってくださる全ての方々への感謝を胸に、正々堂々全力でプレーすることを誓います」と宣誓。熱戦の火ぶたが切られた。
大会はトーナメント戦で行われ、5日に1回戦、6日は2回戦と準々決勝、7日は準決勝と決勝が予定されている。