久々にお弁当を囲む光景も 全校一体となり躍動 熊野市南郡6小中学校で運動会

 熊野市の井戸小学校(道中朋孝校長)と有馬小学校(山﨑弘行校長)、紀宝町の井田小学校(大藤伸之校長)、神内小学校(寺本真奈美校長)、成川小学校(森倉睦成校長)、御浜町の阿田和中学校(岩本修吾校長)で27日、それぞれ運動会が開かれた。

 各会場では新型コロナウイルス感染防止対策も行いながら、マスクの着脱は自由とするなど「ウィズ・コロナ」「アフター・コロナ」を念頭に置いての開催に。新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2類から5類に引き下げられたことなどを受け、4年ぶりに昼食をはさんで午後からも競技を実施する学校もあり、家族でお弁当を広げて楽しむ光景も見られた。

 雲り空で蒸し暑さも感じられる中、児童たちは徒競走や綱引き、玉入れ、リレーなどの競技に躍動。最後の運動会となる6年生や、入学して間もない1年生も各種競技にしっかりと取り組んだほか、親子競技や保護者競技も行われるなど、各会場が賑わいに包まれた。

 また、入場制限のない体育祭となった阿田和中では、保護者らの応援を受け生徒たちが躍動。一般参加の競技も盛り上がりを見せた。

 各校ともプログラム後半は練習を重ねてきた団体種目で締めくくり。息の合ったダンスや大歓声のリレーで一体感を演出していた。

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