17日は各地で今シーズン一番の暑さとなり、岐阜県揖斐川町では5月では統計開始以来初めて35度以上となる35・1度まで上がるなど、今年全国で初めての猛暑日となった。三重県内では松阪市粥見で34・5度を記録するなど桑名と尾鷲を除いて軒並み今年1番の暑さとなり、東紀州地域では紀伊長島で29度、熊野新鹿で28・8度と今年1番の暑さを記録。新宮市も28・4度で今年1番の暑さを記録した。
本州付近の上空1500㍍付近に、この時期としてはかなり高い7月下旬頃の暖気が流れ込んでいる影響で、全国の最高気温30度以上の真夏日地点数は290地点に上った。上空の暖気は18日まで居座り、19日以降は暑さも緩むとみられている。
5月としては異例な暑さが続き、熱中症にも十分な警戒が必要。熊野市の井戸小学校では今月27日(土)の運動会へ向けて練習も佳境に入っており、児童たちは熱中症を予防すべくこまめに水分を補給しながら、練習に励んでいた。