ゴールデンウィークの風物詩として知られる七里御浜海岸の「泳げ! 鯉のぼりくん」が今年、令和元年以来4年ぶりに復活。4月29日(土・祝)から5月5日(金)まで掲揚する。合わせて七里御浜鯉のぼりの会(森岡忠雄代表世話人)としての掲揚は今年で最後となることも発表され、様々な想いが詰まった鯉のぼりとなりそうだ。
同会が各種団体の協力を得て実施している人気行事で、今年で36回目。7日、世話人の森岡代表、島田満副同、朝尾高明、金本弘、小林晋さんが熊野市観光協会で記者発表し、PRした。
説明によると、今年は4月29日(土・祝)に設置作業を実施。獅子岩付近からカルバート付近までの海岸約500㍍に、市民らから寄せられた鯉のぼり約150匹を揚げる。同会ではこれまで、運営資金にとオリジナルの協賛ステッカー(1枚500円)を販売してきたが、今回は寄付という形で協力を募り、500円の寄付でこれまでに制作したステッカーを、5000円の寄付先着13人には同会オリジナルの法被を進呈する。
なお、これまで行ってきた鯉のぼりの修繕やボランティアの募集、鯉のぼりの募集は行わず、昼食のふるまいも取りやめた。
森岡代表は「コロナ禍で中止が続き、ようやく揚げられることを嬉しく思いますし、熊野から全国に元気を発信したい。寄付につきましては観光協会にて受け付けておりますので、多くのご協力をよろしくお願いします」とPRした。問い合わせは熊野市観光協会(0597・89・0100)まで。同会の世話人は次の皆さん。
▼代表世話人=森岡忠雄▼副同=島田満▼世話人=朝尾高明(事務局)、宇城基悦、植中理、植中俊行、岡田伯吉、小川雅司、奥村芳信(書記)、金本晃、金本弘、河上好伸、小瀬川幸生、小林晋、斎藤修治、斎藤鉄郎、瀬戸元、谷川政登、中村隆洋、中村雄三、西一夫、西地隆彦、林伸行、古田明、甫本幹也(書記)、前川和則、倭英生、山口訓士、山田実、和田清次。