紀南教育振興会図工・美術研究会(濱田充宏代表)主催の「紀南の子ども作品展」が11、12両日、熊野市木本小学校講堂で開かれた。児童生徒の生き生きとした力作871点が来場者を笑顔にした。
作品は木版画を中心に絵画、デザイン工作、彫塑など様々。熊野市、南牟婁郡の小中学校と東紀州くろしお学園の子どもたちの自慢の作品が展示された。
版画では友だちの顔や体育の様子、楽器演奏、スポーツなど生き生きとした表情を上手く表現。鮮やかな多色刷りの版画も目を引いた。
また、卒業制作で取り組んだ大作など、仲の良さが伝わってくるような大迫力の共同作品も多く、来場者の目を引いていた。親子で会場を訪れ、自分の作品をバックに記念撮影する姿も。どの作品も個性や想像力が感じられ、子どもたちの力強い作品が、来場者たちに元気を与えた。