御浜町立尾呂志学園の児童(全校児童20人)は12日、餅つき体験を行った。地元住民らと交流を深めながら、杵を振るったり餅を丸めたりし楽しい時間を過ごした。
餅つき体験は毎年この時期恒例の行事。この日は6升分の尾呂志米のもち米を用意。地元住民ら10人の協力を受け、児童たちが餅つきに挑戦した。
子どもたちは2グループに分かれ杵を持って順番に「よいしょ!」。ペッタンペッタンと元気よく餅をついた。児童たちは「餅が引っ付くー」などと大はしゃぎしていた。
この後、室内へと場所を移し、つきたての餅にあんこをくるんだ。児童たちは地元住民からコツを教わりながら餅をテキパキと丸めた。また、きなこをまぶしたよもぎ餅も作った。
餅作りが終わると、いよいよお楽しみの試食。児童らは自分たちでついてつくったあんこ餅を食べ「すごく伸びる。美味しい」と笑顔を見せていた。
初めて餅つきを体験したという児童は「杵が思ったより重かった。餅が思ったよりひっついてきてびっくりしたけど、楽しかったです」と喜んでいた。