三重県立特別支援学校東紀州くろしお学園(小倉礼校長)に14日、紀宝町鮒田の岡本土石工業(岡本一彦社長)から今年も嬉しいクリスマスプレゼントが届けられた。
同学園と岡本土石工業は職場体験などを通じて交流しており、11年前から岡本社長の提案により、地域貢献の恒例行事として子どもたちにクリスマスを楽しんでもらおうとプレゼントを届けている。今回は同社の東将博常務取締役らが同学園を訪れた。
例年はサンタクロースやトナカイに扮して訪問し、子どもたちを大喜びさせるが、昨年に続いて新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から簡素化。東常務が全校児童生徒に行き渡る40人分のお菓子が詰まった大きな袋を同校へ届け、小倉校長に手渡した。
小倉校長は「例年、子どもたちのために気を配って頂いてありがたいです。子どもたちにプレゼントを手渡してクリスマスの喜びを共有したいと思います」と感謝の言葉。東常務は「当社は地域密着の企業として『人と社会が幸せになれる持続可能な循環型社会』の実現に貢献したいと考えています。今年もくろしお学園の皆様の『笑顔いっぱい』に少しでもお役に立ちたいという思いと、地域社会との交流の一環としてお届けに上がりました。あいにく、今年もこのような状況ですが、来年こそはサンタクロースが直接手渡しできることを願っています。これからも交流を続けていきたい」と話した。