早急に手を付けて 神川区 七色狭線の改修要望

 熊野市神川町の神川町区長会(福田実直隆会長)は12日、三重県熊野建設事務所(須賀真司所長)に県道七色峡線の道路改修や花知地区の側溝フタ設置などを要望した。

 神川町区長会の福田会長(神上)と渡上明(長原)、下平保(花知)、前川寛也さん(柳谷)が谷川孝栄県議と共に熊野建設事務所を訪問。福田区長会長らは七色峡線の工事進捗にお礼を述べ「車両が対向できない2ヵ所を、早急に手を付けていただきたい」と求めた。

 谷川県議は「神川町の皆さんは2011年の紀伊半島大水害では七色峡線が寸断され2年以上我慢してくれた。その思いを踏まえた対応をお願いします」と申し添えた。

 須賀所長らは1工区が完了し、4工区で山切りなど行っている事や地権者との交渉などを説明し「七色峡線の何処かで常に工事が進んでいるよう肝に銘じてやっていきたい」と述べた。一方で、国の交付金など予算関係で施工が少し遅れる箇所が出る可能性も示した。

 花知区からは人が集まる花知神社付近の側溝にふたを設けて欲しいとの訴えも。神川~五郷間の伐採など、交通安全の観点から道路維持管理に関する要望も出されていた。

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