熊野市の少年野球チーム、熊野リトルタイガースの創部50周年記念大会が11月26・27の両日、有馬町の市営球場・同競技場・井戸小学校グラウンドで開催され、参加した市内外の12チームが熱戦を繰り広げた。
同チームは藤本司郎氏を初代監督に結成。以来、井戸小学校児童を中心に長年にわたって活動を続け、ろうきん杯三重県大会優勝など輝かしい成績を残している。近年では少子化の影響から、木本小学校児童も部員に加わって仲良く活動。今年は小学校6年生から保育所年中園児まで25人が井戸小学校グラウンドで白球を追っている。
50周年大会は今年2月に開催を予定していたが、新型コロナウイルスの感染拡大から延期していたもの。大会には同団と有馬クラブ、金山スポーツ少年団、AMドリームス、紀宝トレジャーズ、鵜殿アスナローズ、尾鷲野球少年団、松尾ブルーウインズ(松阪市)、三重高虎ジュニア(津市)、神倉少年野球クラブ(新宮市)、那智勝浦少年野球クラブ(那智勝浦町)、白浜クラブ(白浜町)の12チームが参加。コロナ対策として開会式は行わないなど簡素化して開催し、初日は3チーム同士のリーグ戦、2日目は順位に応じたトーナメント戦で熱戦を繰り広げた。
結果、1位トーナメントには尾鷲、有馬クラブ、AMドリームス、熊野リトルタイガースが進出し、決勝は有馬と熊野の地元対決に。熱戦の末、有馬が猛打で熊野を圧倒し、12チームの頂点に立った。
大会長を務めた熊野リトルタイガースの赤﨑光道代表は「2日間にわたって参加していただいたチームの選手、スタッフ、保護者の方々はもちろん、多くのご協力を頂き心から感謝申し上げます。また、日頃から活動を支えて頂いているOBの方々や地域の方々にも改めて感謝いたします。今後とも子どもたちの活動にご支援、ご協力をよろしくお願いします」と話していた。